こんにちは。
今回の「新美の巨人たち」に、建築家の安藤忠雄さんが出演されます。
番組では「こども本の森」を紹介しているようですが、安藤忠雄さんの過去の作品はどのようなものがあるのでしょう?
安藤忠雄さんの過去作品
光の教会+日曜学校 (茨木春日丘教会)
光の十字架で有名なこの教会は、大阪府の北部にある、礼拝堂・日曜学校ホール・牧師館の3棟からなるキリスト教プロテスタント系の教会施設です。
この教会は、風の教会(六甲の教会)[兵庫県]、水の教会[北海道]とあわせて、安藤忠雄さんの「教会三部作」とされていますが、ほか2施設が主に結婚式などに利用されるチャペルなのに対して、
光の教会は信者の礼拝や葬式などを執り行う純粋な宗教施設となっています。
世界的な著名な安藤忠雄さんの作品の中でも、最も有名な代表作で、
海外からも見学者が多数来られるそうです。
光の十字架の前では、とても厳かな気分になりそうです。
ぜひ、訪れてみたい場所です。
こども本の森 中之島
大阪・中之島に建つ図書館。
国内外から寄贈された絵本や児童文学などが、約18,000冊以上収蔵されていて、館内だけでなく中之島公園内の広場や、芝生の上でも自由に本を読むことができるそうです。
活字離れが顕著なこの時代に、本と出合えるのがワクワクするような空間で、子供たちにどんどん本と触れ合ってほしいですね。
大阪港国際フェリーターミナル
海側から見るのと、反対側方から見るのでは、全く別の建物の様な佇まいですね。
シンプルですが、異彩を放つ、とても目を引く建物です。
六甲の教会(風の教会)
兵庫県神戸市の、六甲山の頂き近くに立てられた教会堂。
旧六甲オリエンタルホテルの結婚式場でしたが、2007年のホテル閉鎖後は使用されることはないそうです。
もったいないですね。
安藤さんにとって、初の教会堂建築だそうですが、
一見すると教会には見えないような空間。
壁には鉄製の十字架が掛けられています。
ここで結婚式を挙げられた方は、思い出に残るでしょうね。
4×4の家 Ⅰ,Ⅱ
明石海峡大橋をのぞむ海沿いに建てられた、まるで兄弟の様な二つの住宅。
最上階の4階部分は、キューブがずれ出たかのようなデザインで、可愛らしいですが
決して住みやすいとは言えないようです。
暑さ寒さもありますし、最上階にキッチンがあるので、主婦としては買い物の荷物を持って上がるのは勘弁して~という感じです(^^;)
ですが、あえて自然と向き合って欲しいという安藤さんの意思もあったそうです。
これこそ安藤建築という感じですね。
(黒っぽい方は木造で、既に取り壊されているそうです)
まとめ
まだまだ作品はありますが、紹介しきれないのでこの辺までにしておきます。
どの作品も素晴らしいですね。
個人的に受ける印象としては、
どの建物も独創的で、親しみやすいというよりは
何か挑戦的な、自分のありかたを見直させられるような感じを受けました。
安藤さんの生き方そのものが現れているようです。
こうして見ていると、どんな空間に自分の身を置くかで
どんな自分自身がつくられるのかが決まるようにも思えました。
実際に現地を訪れて、そこで何を感じるか、とても楽しみです。
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